今回はソパ・デ・アホ(スペイン風ニンニクスープ)に仙台の伝統野菜「曲がりネギ」を入れてみました。
曲がりネギは、ネギを栽培の途中で抜いてから横に倒して土をかけて作ります。日にあたる部分が立ち上がろうとして曲がった形になり、土をかけた部分は柔らかく甘みを増します。
ネギやニンニクに含まれる辛み成分の「アリシン」は食欲増進、消化促進等の効果の他に、体を温める効果があります。風邪のとき、疲れているときなどに、今回のスープはお勧めです。
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- ニンニク2〜4片
- 曲がりネギ2本
- オリーブオイル大さじ2杯
- 水5カップ
- ブロッコリー1 ⁄ 2コ
- コンソメスープの素1コ
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- バゲット適宜
- 卵2コ
- 塩少々
- チーズ適宜
- 黒コショウ適宜
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- ❶ニンニクはみじん切りにする。曲がりネギは斜め薄切りにする。
- ❷鍋に、ニンニクとオリーブオイルを入れて火にかける。弱火で焦がさないように注意しながら、ニンニクがきつね色になるまで加熱する。
- ❸水とコンソメスープの素、曲がりネギを加え、沸騰させる。薄切りにしたバゲットを加え、ときほぐした卵を加える。
- ❹塩で味を調え、器に注ぎ、黒コショウをかける。
- 茜先生のワンポイントアドバイス
- ポイントは、ニンニクの焦がし具合。
焦がしすぎると苦くなり、焦がし足りないとニンニクの臭いが強くなります。
きつね色にフライすると香ばしくおいしいスープになります。