日持ちを良くするために1カ月以上干したものが1年中出回っているタマネギですが、新タマネギは干さないでそのまま出荷されます。
辛味が少なく、水分が多いのが特徴で、サラダなどの生食がお勧めです。
タマネギにはアリシンという成分が含まれ、疲労回復効果が期待できるビタミンB1の働きを助ける他、整腸作用、動脈硬化防止作用等に効果が期待できます。
アリシンは水溶性なので、生で食べるときは水にさらしすぎないように注意しましょう。今回のレシピでは日持ちするように、新タマネギをピクルスにしていますが、子ども用には塩もみをよくして辛味をしっかり抜いたほうがよいでしょう。健康増進効果を期待する方には、辛味を抜きすぎないように、軽く塩もみをして作るとよいでしょう。
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- 新タマネギ1コ
- 赤パプリカ1コ
- 黄パプリカ1コ
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- キュウリ1本
- 塩小さじ1
- ピックル液
酢:1カップ / 砂糖:3⁄4カップ /
鷹の爪 / ホールペッパーなど
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- ❶新タマネギはくし切り、パプリカは種をとって乱切りにする。キュウリは2cm幅に切る。タマネギは軽く塩でもみ、水気を切る。パプリカとキュウリは塩もみをして、重石をのせて水が上がってくるまでおく。
- ❷野菜の水気を絞ってボールに入れる。ピックル液を小鍋に入れて煮立たせる。沸騰したら、野菜にかける。煮沸した瓶に保存すると冷蔵庫で1か月以上もちます。
- 茜先生のワンポイントアドバイス
- ピクルスは、熱いピックル液をかけると冷めるほどに味が染みます。タマネギは熱い液体をかけると火が通りやすいので、大きめに切っておくと歯ごたえを楽しめます。