冷汁は宮崎県の郷土料理ですが、宮城県産の食材でもおいしくできます。キュウリは宮城県全土で作られていますが、特に岩沼市が産地として知られています。
キュウリの栄養は90%以上が水分で、ビタミンAやCの他、鉄分・カリウムなどのミネラルをバランスよく含んでいて、食物繊維も豊富。利尿作用があり、暑い夏には体を冷やす作用があります。冷房だけでなく食べ物で体温調節して、夏を乗り切りましょう。
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- 鯵の干物小1枚
- 味噌大さじ2
- 絹ごし豆腐1/4丁(または小1パック)
- 白ゴマ大さじ2
- 塩少々
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- A煮干しのだし汁 3カップ/酒 大さじ1/
塩 少々 - キュウリ2本
- ミョウガ2コ
- 冷ました麦入りご飯茶碗2杯分
- 大葉4枚
- A煮干しのだし汁 3カップ/酒 大さじ1/
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- ❶鯵の干物はこんがり焼いて、骨と皮をはずして、身をほぐしておく。
- ❷Aを合わせる。味噌はアルミホイルにのせて、焼き色をつける。豆腐は水気をきっておく。白ゴマ、鯵、豆腐、味噌の順にすり鉢ですり、さきほど合わせたAを入れて少しずつのばす。鍋に入れて一度沸騰させる。塩で味を整える。鍋からボールに移し替えて、冷やしておく。
- ❸キュウリは小口切りにして、塩小さじ1/3(分量外)でもんで、水気を切る。ミョウガは縦半分に切り、斜め薄切りにして水にさらす。
- ❹汁が冷えたら、キュウリとミョウガを加える。冷ましたご飯に汁をかけ、大葉の千切りをのせる。
- 茜先生のワンポイントアドバイス
- ①ベースの汁を作るときは、味がなじむようにすり鉢でよくすります。
②味噌は焼いたほうが香ばしくなり、おいしくなります。
③キュウリは塩もみしてから加えないと水っぽい仕上がりになります。