宮城県ではモロヘイヤの産地は大郷町で、夏から秋にかけてが旬。新鮮なモロヘイヤは茎が柔らかく、葉もしっかりしています。モロヘイヤの栄養は、野菜の中でもトップクラスです。
カロチンやビタミンB1・B2はほうれん草の約5倍ほど含まれ、ビタミンCやE、カリウム・カルシウム等も多く含まれます。ぬるぬるは水溶性の食物繊維なので、便秘予防や血糖値の低下、コレステロール低下などの健康作用に効果が期待できます。
お浸し以外にもスープや揚げ物がおすすめです。
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- モロヘイヤ1 ⁄ 2ワ
- タマネギ1 ⁄ 2コ
- エビ8尾
- 衣
(水:2/3カップ/塩:小さじ1/3/
小麦粉:2/3カップ)
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- 塩ひとつまみ
- 小麦粉大さじ3
- 揚げ油適宜
- 天つゆ
(水:1カップ/かつおぶし:10g/
薄口醤油:40cc/みりん:40cc) - 大根おろし・おろしショウガ
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- ❶モロヘイヤは葉を摘み取っておく。茎はみじん切りにする。タマネギは5mm幅に切り、エビは殻と背ワタをとっておく。
- ❷モロヘイヤ、タマネギ、エビを大きめのボールに入れて、衣を入れた時に衣付きがよくなるように、塩少々、小麦粉大さじ3杯をふるい入れ、かき混ぜる。
- ❸揚げ油を180℃に熱しておく。❷に衣の材料を順番に加えてサッと混ぜる。カレースプーン大盛り1杯分のかき揚げを皿にのせ、塊にならないように(でもばらばらにならないように)油の中に入れる。じっくりと、ときどき裏返しながら揚げる。衣が固くなったら取り出す。
- ❹天つゆの材料を小鍋に入れて火にかけて沸騰したらこす。
- ❺お好みで大根おろし、おろしショウガを天つゆにとき、つけながらいただく。
- 茜先生のワンポイントアドバイス
- かき揚げは塊になると、油切れが悪く、食感も損なわれるので、お皿にのせて流すように油に入れると、失敗しにくくさくっとした食感になります。
※カロチンは油溶性なので、油と一緒に食べると身体に吸収されやすい。